カナダ国内の新型コロナウイルスに関しての最新情報

先週発表された外務省の海外安全ホームページにて、日本からの渡航者に対する各国の入国制限措置又は、入国後の行動制限についての情報の中でカナダが入国後に行動制限措置がとられている国・地域 の中に含まれ、一部報道機関でもニュースとして発表されました。実は、これは誤解を招く情報として配信されてしまい、これからカナダへ渡航される予定だった方は、大変ご心配されたかと思います。

カナダへの入国制限に関しましては、
現時点では、カナダ政府は日本からの渡航者に対して入国制限措置を課してはいません。
ブリティッシュコロンビア州のみならず、他州も含めてカナダ全土で同様です。

在カナダ・バンクーバー、カルガリーの各総領事館のホームページでは、カナダ政府がカナダ国民へ対して、CCOVID-19(新型コロナウイルス)にかかる注意喚起としての情報を以下のように紹介しております。

1) カナダ政府は、海外からカナダへ戻った旅行者に対し、カナダに入国してから14日間に熱、咳や呼吸困難の症状が出ないかをモニターし、もし、そのような症状があれば他人との接触を避け、各州の健康保健機関に電話で連絡するようアドバイスしています。

2) 症状のない場合でも、旅行先でコロナウイルス患者と接触した場合は、カナダ入国時に入国管理官に申し出る必要があります。

3) 症状のない場合でも、2週間以内に中国湖北省を訪問した者は自主的に他者との接触を断つように勧告しています。

4) カナダ政府ウェブサイト上では、日本における健康関連の注意レベルは「レベル2(特別の警戒を行うこと)」となっています。「レベル2」は、感染症の流行や、新しい疾患が発生した時などに発行されます。
カナダ政府や報道等の最新情報に常に注意することを推奨しています。

※季節性インフルエンザと同様に咳エチケットや手洗いの励行など、感染症予防対策をしっかりととるとともに、引き続き州政府及び各保健局の最新情報を収集するなどして、感染予防に努めてください。


また、カナダ国営放送(CBC)のホームページでは、ジャスティン・トルードー首相が先週訪問したトロントのイベント会場で記者団に対し、感染が確認された各国の訪問者(旅行者)の入国拒否はしないと公式に述べました。

これから、カナダに旅行、留学、出張を予定している方には、まずは安心してお越し頂けるかと思います。しかし、お客様の中には、
日本人ということで差別を受けないか?
日本へ帰国後、隔離されないか?
等、ご質問を受けます。

多文化主義政策を実行しているカナダでは、人種に対する差別は社会的には認められていませんし、昨今の報道では、中国や韓国からの渡航者に対して制限が始まりましたが、そもそも感染国ではないカナダから日本へ帰国された際には現在のところ、制限、隔離等、行われるのは非常に低いと考えられます。
ご家族やご友人がカナダ渡航に関して心配されるのは、充分理解出来ます。しっかりと情報を収集して、カナダへの渡航をお決め頂ければ幸いです。

【参考】
* 外務省 / 新型コロナウイルス
(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
* カナダ政府トラベルアドバイス
https://www.canada.ca/en/public-health/services/diseases/2019-novel-coronavirus-infection/latest-travel-health-advice.html
* カナダ政府の日本渡航者向け注意喚起:
https://travel.gc.ca/travelling/health-safety/travel-health-notices/216
* ジャスティン・トルードー首相の発言
(感染が確認された各国の訪問者/旅行者の入国拒否はしない)
https://www.cbc.ca/news/politics/covid19-trudeau-coronavirus-travel-1.5486799

情報提供:在カナダ日系ツアーオペレーター協会 (JTOA)/一般社団法人日本海外ツアーオペレーター協会

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